はちどりの会主催!子どもの医療勉強会(東近江市)

2010年09月10日

ふとした記事で発見した『子どもの医療勉強会』。主催は近江八幡市内の主婦の方々で結成される、はちどりの会。
今までありそうで見かけなかったイベント名と八幡市内の団体さんであることに
ひきつけられ、さっそく取材にicon16

場所は東近江市にある愛東図書館。現役の救命救急士さんを呼んで勉強会が始まりました。
はちどりの会主催!子どもの医療勉強会(東近江市)司会ははちどりの会代表のくにしさん。
和やかなムードで話が進みます。




『はちどりの会』は結成2年目。大がかりな治療は個人ではできないけど、ちょっとしたけがや病気に対して、なにか小さなことから始めて看護力をあげていけないか、そんな目的でつくられました。活動は年4回、春夏秋冬、季節ごとにありそうなトラブルを中心に、すぐ実践できる情報を伝えています。会の名前は南アメリカの先住民に伝わるこんなお話からヒントを得て決められました。

“森が燃えていました。森の生き物はわれ先にと逃げて行きました。

でもハチドリだけはいったりきたり、くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としています。

動物たちはそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」といって笑います。

はちどちはこう答えました。

「私は、私にできることをしているだけ」”

さてさて、勉強会に話を戻しましょう。
といっても、いきなり講習会に入るのではなく、まずはみんながざっくばらんに話せるように、まずは自己紹介から。
はちどりの会主催!子どもの医療勉強会(東近江市)「1分間で自己紹介してくださ~い、本名、旧姓、ニックネーム、なんでもOKです(笑)」byくにしさん




若いお母さんから一人で参加のおばあちゃんまで、参加者はいろいろ。

はちどりの会主催!子どもの医療勉強会(東近江市)こちらは赤ちゃん、お母さん、おばあちゃんの
3世代での参加iconN08




みなさん、普段疑問に思っていることをひとこと話しています。
「子どもが誤飲したとき、どうやって吐かせたらいい?」
「病院のどの科にいけばいい?」
「昔からいわれている民間治療って効くの?」
などなど、出てくる出てくる!
救命救急士さんも小さなお子さんのパパなので、みなさんと同じ目線でざっくばらんに勉強会は進みます。
実際、出血して血がとまらないときは何分くらい止血すればいいか、止血の際はひもがなければ身近にあるタオルを使えばよい、など自分でできる応急処置を教えてもらいました。
(おばあちゃんたちからは怒られるかもしれないけど)やけどのときにアロエをはっておけばよい、というのは科学的根拠がない、とのことでした。それより冷やさないといけないそうです。でも、うちでも母に大量にもらいました、アロエさん。「やけどとか傷にいいから!」・・・・。
看護というものが自分と離れた遠いものではなく、知識次第で小さなことでも立派に役立つんだ!と認識した、ほんとうに意味のある勉強会でした。













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