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Posted by 滋賀咲くブログ at

「近江八幡から情報発信を考える会」聞き書き活動

2010年01月29日

1月27日(木)に「近江八幡から情報発信を考える会」の清原さんの
取材活動に同行してきました。「近江八幡から情報発信を考える会」
は「聞き書き」という手法をメインに地域の人を通して、町の魅力を
伝えていく活動をされています。今まで、麩屋や沖島の住民の方、古
い街並み地域の住民の方などに食文化のお話を聞き取りされてきまし
た。晴天のこの日は、足をのばして、白王町の営農組合の事務所で白
王地区の方にお話を聞きに行きました。
ひとくちに近江八幡といっても、湖岸の地域から駅前の地域まで様々。
白王は、もともとは内湖だった場所のすぐ傍で、古くから人が住んで
おり、歴史のある地域です。独特の食文化のお話を聞くことができま
した。ししまいの時の「日待ち講」では、「ごんぼ(ごぼう)の太煮
」をはじめとした何十種類のお料理を用意するそうです。片栗粉をま
ぶして炊いた「ごんぼの太煮」は普段は作らず、1年に1回、この時だ
けするとのこと。また、昔は湖の傍ということで「ギギ(鯉)のおつ
くり」や、時には「えり」(魚をとる仕掛け)で撃たれた鴨がとれる
こともあったそうです!清原さんはいろんなお話をうまく引き出しな
がら、でも誘導はしないように地元の方のお話を聞き取りされていま
した。今回、同行させていただいたことで、地元の人からしか聞くこ
とのできないお話を記録として残す「聞き書き」の魅力にふれること
ができました。(服部)



  

Posted by ちゅうはちくん at 17:41Comments(0)八幡イベント取材

多文化共生講座~メキシコ編

2010年01月25日

1月23日(土)、午後2時より人権センターで『多文化まるごと講座~メキシコ編』が行われました。講師は日系3世の山口モニカ豊美さん。メキシコ在住歴30年。日本について学ぶきっかけになったのは、なんと“紅白歌合戦”。ローラースケートで歌って踊るアイドルの姿をみて興味をもたれたようです。
「メキシコのイメージは?」との質問に、「ポンチョ」「サボテン」との声が挙がりましたが、田舎に行かない限り、あまり見られないようです。逆にメキシコ人の日本に対するイメージは「サムライ」「チョンマゲ」なんだそう。公用語はスペイン語で、メキシコは“メヒコ”といいます。1ペソは約7円で、映画は58ペソ(400円)、タバコは28ペソ(198円)と物価は少し安め。また、気候は冬暖かく夏涼しい、すごしやすく、「メキシコって暑いと思っていた。」との受講者の感想が聞かれました。途中休憩では、メキシコの飲み物とお菓子をいただきました。ほのかに甘いドリンクは米の煮汁に砂糖とシナモンを入れたもの。お菓子は羊のミルクやナッツ入り、タマリンド(豆の一種)でできたものや、テキーラ入りチョコレート(!) おいしいお菓子に教室が和みます。後半はメキシコのクリスマスやダンス、観光案内などの話がありました。山口さんの想いは“メキシコに行きたい気持ちになってほしい”こと。どうやらこれは、達成されたようです。
  

Posted by ちゅうはちくん at 16:28Comments(0)八幡イベント取材