近江八幡つがり未来塾のご縁 その2
2019年09月24日
今日は午前中、安土町加賀団地で月に2回開催されている見守りサロンへ、お邪魔してきました。
加賀住宅自治会は235世帯のうち、174軒に75歳以上の高齢者がおられることから、地域で支えう大切さを住民で共有し、平成28年1月に『加賀見守り会』を発足。
日常生活の補助や支援を求めている高齢者等が安心して暮らすことのできる地域を目指し、支援することを目的に自治会員(福祉協力員や民生委員のOB等)が組織するボランティアグループです。
今日は月に二回のサロンのうち平日開催のコーヒーサロンに参加

開催場所となっている加賀草の根自治会館には10時になると、一人また一人と参加者さんが集まります。
大きなテーブルが二つとその周りを囲むように座椅子が用意され、テーブルの上にはお菓子と綺麗なお花が飾られています

参加者の加賀団地最高齢の98歳のOさんは「毎月の楽しみに寄せてもらってます」とニッコリ。Oさんが席に着かれるとコーヒーではなく温かいお茶が運ばれます。
奥の調理室からコーヒーなど準備してくださっていた皆さんも席に着かれ、「今日は見学者さんがおられますので自己紹介をお願いします」と会長の野木さんが始まりの挨拶をされ、参加者は一人づつ自己紹介してくださいました。
いつものサロンの流れとしては、いつも和気あいあいと近況報告などお喋りをし、先月からはお手玉にチャレンジして10回やったら隣へお手玉を回していく手を使った遊びをして(色々変わる)、その後カラオケで歌いたい歌を一人づつ決めて(決めた人がマイクを握る)みんなで歌って、最後は琵琶湖周航の歌を大合唱して終わるとのこと。
皆さんの笑い声や歌声に、参加した私が元気をもらったような気がします。
こういった見守りサロンの取組みもスタッフの高齢化、後継者問題を抱え、広報を充実したい思いはあるけれど自治会の役職など忙しくなかなか周知することができずにおられる現状で、自治会の支援は欲しいけれど自治会に入っておられない地域の人も対象としているため自治会費を充てることに批判もあるなど様々な課題があるというお話もお伺いすることが出来ました。
迷惑をかけるから、話題がないし人と話すことが苦手だからと、サロンへの参加を渋る高齢者も多く、スタッフの方が多いサロンだけれど、困ったときに相談できる場であるために焦らず地道に活動を続けながら、支えあいの輪を広げていきたいとスタッフの梅原さん(前会長)。
センターに出来る支援は少ないけれど、そういった地域の支えあい活動を今後も微力ながら応援したいと思いました。
加賀見守り会さんの活動は「おうみはちまん地域福祉活動映像集」としてDVDになっています。ご興味を持たれた方は近江八幡市地域福祉課電話0748-31-2677へお問合せください。
近江八幡つながり未来塾のご縁 その1
2019年09月19日
今日は午前中、江頭町で取り組まれている月に一度の高齢者宅の見守り訪問に同行させていただきました。
『だれもがともに暮らせるまちづくりを一緒に学びませんか?』近江八幡市社会福祉協議会主催の地域福祉リーダー養成研修に5月から参加し、7月の「お互いに支え合いのできる地域づくり」で活動報告をされていた江頭福祉会議の取組を社協さんのご協力の元、実体験させていただいたのです。
民生委員、児童委員、福祉協力員、日赤奉仕団、自治会役員で構成されている江頭町(北里学区)の江頭福祉会議ではH28年~3班に分かれ、3~4人で高齢者宅を訪問し、体調に変化はないか、困りごとが無いかなどを確認されています。
今日は、対象のお宅4軒のうち2軒のお宅で、高齢者の方とお出会いすることができました。
1軒は現在入院中のため訪問せず、もう1軒はご不在でした。(訪問日は訪問できるメンバーで決めるため、知らせていない)
1軒目は「毎月こうして来てくれるんや」とお話されるパジャマ姿の男性。
メンバーさんは玄関の上り口に腰掛け、うんうんとお話を聞いたり、「タバコの吸い過ぎに注意してくださいね」とお声かけされたり、訪問時間は10分程度。
男性は「玄関でいつも申し訳ないね。上ってもらったらええんやけど。」と仰り、何度も訪問に対してお礼を仰っていました。
2軒目は足の不自由な女性。
玄関の下駄箱の上のスペースにとっても可愛い陶器で出来た鳥のオーナメントが飾られていました。
メンバーさんは「毎月このディスプレイが変わるんや。これが楽しみなんよ。」と笑顔。
女性は「少しでも喜んでもらえたら嬉しいわ。9月だから果物と鳥の置物にしたのよ。」と笑顔。
メンバーさんと女性は介護タクシーの福祉サービスのことなどをお話されていました。
訪問宅の高齢者さんは、メンバーさんの訪問を歓迎されていたけれど、地域のこのような取組みを受け入れてもらうまでにメンバーさんたちの日々の積み重ねがあったのだろうと感じました。
日常会話の中で体調のことや困りごとのサインに気を配り、必要な情報を知らせたり、メンバーさんのコミュニケーション力の高さとご不在のお宅には「また午後から覗いてみます」と臨機応変な対応に頭が下がります。
訪問した情報は年に5回程度実施される定例会で共有し、地域全体で把握しておられます。
自分たちの地域は自分たちで守ろうと、取り組まれている見守り活動は人対人の支え合い、お互いさま、そしておかげさまの気持ちで助け合う素晴らしい活動だと訪問に同行させてもらって、再認識しました。

訪問宅のお庭に咲いていたフウセンカズラの種をいただきました。
見守り活動をされているメンバーさんの優しい気持ち
をいただいた気持ちになりました。
春になったら植えてみよう
江頭福祉会議さんの活動は「おうみはちまん地域福祉活動映像集」としてDVDになっています。ご興味を持たれた方は近江八幡市地域福祉課
0748-31-2677へお問合せください。
『だれもがともに暮らせるまちづくりを一緒に学びませんか?』近江八幡市社会福祉協議会主催の地域福祉リーダー養成研修に5月から参加し、7月の「お互いに支え合いのできる地域づくり」で活動報告をされていた江頭福祉会議の取組を社協さんのご協力の元、実体験させていただいたのです。
民生委員、児童委員、福祉協力員、日赤奉仕団、自治会役員で構成されている江頭町(北里学区)の江頭福祉会議ではH28年~3班に分かれ、3~4人で高齢者宅を訪問し、体調に変化はないか、困りごとが無いかなどを確認されています。
今日は、対象のお宅4軒のうち2軒のお宅で、高齢者の方とお出会いすることができました。
1軒は現在入院中のため訪問せず、もう1軒はご不在でした。(訪問日は訪問できるメンバーで決めるため、知らせていない)
1軒目は「毎月こうして来てくれるんや」とお話されるパジャマ姿の男性。
メンバーさんは玄関の上り口に腰掛け、うんうんとお話を聞いたり、「タバコの吸い過ぎに注意してくださいね」とお声かけされたり、訪問時間は10分程度。
男性は「玄関でいつも申し訳ないね。上ってもらったらええんやけど。」と仰り、何度も訪問に対してお礼を仰っていました。
2軒目は足の不自由な女性。
玄関の下駄箱の上のスペースにとっても可愛い陶器で出来た鳥のオーナメントが飾られていました。
メンバーさんは「毎月このディスプレイが変わるんや。これが楽しみなんよ。」と笑顔。
女性は「少しでも喜んでもらえたら嬉しいわ。9月だから果物と鳥の置物にしたのよ。」と笑顔。
メンバーさんと女性は介護タクシーの福祉サービスのことなどをお話されていました。
訪問宅の高齢者さんは、メンバーさんの訪問を歓迎されていたけれど、地域のこのような取組みを受け入れてもらうまでにメンバーさんたちの日々の積み重ねがあったのだろうと感じました。
日常会話の中で体調のことや困りごとのサインに気を配り、必要な情報を知らせたり、メンバーさんのコミュニケーション力の高さとご不在のお宅には「また午後から覗いてみます」と臨機応変な対応に頭が下がります。
訪問した情報は年に5回程度実施される定例会で共有し、地域全体で把握しておられます。
自分たちの地域は自分たちで守ろうと、取り組まれている見守り活動は人対人の支え合い、お互いさま、そしておかげさまの気持ちで助け合う素晴らしい活動だと訪問に同行させてもらって、再認識しました。
訪問宅のお庭に咲いていたフウセンカズラの種をいただきました。
見守り活動をされているメンバーさんの優しい気持ち

春になったら植えてみよう

江頭福祉会議さんの活動は「おうみはちまん地域福祉活動映像集」としてDVDになっています。ご興味を持たれた方は近江八幡市地域福祉課
