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Posted by 滋賀咲くブログ at

市民力アップ講座「広報誌の編集とレイアウト」参加レポート

2009年09月24日

9月18日(金)、市民力・住民力アップ講座「広報誌の編集とレイアウト」に
参加してきました。今回の講師はNPO法人ひとまち政策研究所の仲野優
子さん。前回講座テーマは「広報におけるコラムの書き方」でしたが、今回
は記事をどう編集し、広報誌にレイアウトすれば、よりよい広報誌ができあ
がるかを学びます。
前半の1時間は編集とレイアウトの基礎知識の学習。後半の1時間はグル
ープになり、実際の広報誌のレイアウトに意見を出し合いながらレイアウト
を変えてみるという作業を行いました。

そもそも編集とはどういった作業でしょう?
編集とは  企画-取材-原稿-レイアウト-校正-印刷-配布 の過程
を指します。
それぞれの行程で注意することを一つずつ学んでいきました。
原稿の写真選びのポイントでなるほど!と思いました。それは「写真はでき
のいいものではなく、記事に見合った写真を選ぶ」ということ。私はつい、い
つも広報誌を作る時にきれいに撮れた自分のお気に入りの写真を選んでし
まっていました。しかし、大事なことは「読み手が写真を見てどう思うか」と
いうこと。「自分が伝えたい」写真ではなく、「読み手に活動が伝わる」写真
を選ぶことなんだなぁと反省し、気をつけていきたいと思いました。

知識を学んだら、いよいよ実践!レイアウトの手直しをグループで考えます。
今回は東近江NPOセンター通信「凛」9月号が実習教材。A3ページのレイ
アウトをグループで相談し、変えてみようというのがお題です。「特集記事や
ったら“特集”の文字をもっと大きく強調した方がええんちゃうかなぁ」「この
写真はあんま記事と関係ないし、もっと活動の内容が伝わる写真の法にし
たらどやろ」「見出しの文が硬いから、もっと柔らかい表現にしよう」まさに
三人寄れば文殊の知恵。アイデアがどんどん浮かんできます。複数の目で
広報誌をチェックすることって大事ですね。

「広報誌のパターンができると、固定化してしまうが、時には節目ごとに広
報誌を見直し、変えてみてもいいのでは。ただし、大きく変えすぎると、コー
ナーがわかりにくかったりするので注意しつつも、創意工夫を重ねていきま
しょう」と最後に仲野さん。確かに型ができあがってしまうと、毎月、記事内
容を変えるだけで広報誌を作ることはできてしまいます。しかし、その広報
が本当に団体の活動内容を的確に伝えているのか-記事内容は?写真
は?読みやすいレイアウトか? 広報誌をただ発行するだけでなく、手にと
って読んでもらい、伝わるものにするためには、常に発行者は客観的に広
報誌を見つめる姿勢を持つ必要があると感じました。

(服部)  

Posted by ちゅうはちくん at 09:00Comments(0)八幡イベント取材