近江八幡つがり未来塾のご縁 その2
今日は午前中、安土町加賀団地で月に2回開催されている見守りサロンへ、お邪魔してきました。
加賀住宅自治会は235世帯のうち、174軒に75歳以上の高齢者がおられることから、地域で支えう大切さを住民で共有し、平成28年1月に『加賀見守り会』を発足。
日常生活の補助や支援を求めている高齢者等が安心して暮らすことのできる地域を目指し、支援することを目的に自治会員(福祉協力員や民生委員のOB等)が組織するボランティアグループです。
今日は月に二回のサロンのうち平日開催のコーヒーサロンに参加
開催場所となっている加賀草の根自治会館には10時になると、一人また一人と参加者さんが集まります。
大きなテーブルが二つとその周りを囲むように座椅子が用意され、テーブルの上にはお菓子と綺麗なお花が飾られています
参加者の加賀団地最高齢の98歳のOさんは「毎月の楽しみに寄せてもらってます」とニッコリ。Oさんが席に着かれるとコーヒーではなく温かいお茶が運ばれます。
奥の調理室からコーヒーなど準備してくださっていた皆さんも席に着かれ、「今日は見学者さんがおられますので自己紹介をお願いします」と会長の野木さんが始まりの挨拶をされ、参加者は一人づつ自己紹介してくださいました。
いつものサロンの流れとしては、いつも和気あいあいと近況報告などお喋りをし、先月からはお手玉にチャレンジして10回やったら隣へお手玉を回していく手を使った遊びをして(色々変わる)、その後カラオケで歌いたい歌を一人づつ決めて(決めた人がマイクを握る)みんなで歌って、最後は琵琶湖周航の歌を大合唱して終わるとのこと。
皆さんの笑い声や歌声に、参加した私が元気をもらったような気がします。
こういった見守りサロンの取組みもスタッフの高齢化、後継者問題を抱え、広報を充実したい思いはあるけれど自治会の役職など忙しくなかなか周知することができずにおられる現状で、自治会の支援は欲しいけれど自治会に入っておられない地域の人も対象としているため自治会費を充てることに批判もあるなど様々な課題があるというお話もお伺いすることが出来ました。
迷惑をかけるから、話題がないし人と話すことが苦手だからと、サロンへの参加を渋る高齢者も多く、スタッフの方が多いサロンだけれど、困ったときに相談できる場であるために焦らず地道に活動を続けながら、支えあいの輪を広げていきたいとスタッフの梅原さん(前会長)。
センターに出来る支援は少ないけれど、そういった地域の支えあい活動を今後も微力ながら応援したいと思いました。
加賀見守り会さんの活動は「おうみはちまん地域福祉活動映像集」としてDVDになっています。ご興味を持たれた方は近江八幡市地域福祉課電話0748-31-2677へお問合せください。
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