講演会「絵本を通してつなぐ地域社会」

ちゅうはちくん

2011年10月26日 13:46

読書ボランティア「ぐりとぐらの家」主催の講演会「絵本を通してつなぐ地域社会」が、25日(火)に金田コミセンの集会室にて開催されました。
読書ボランティア「ぐりとぐらの家」は、現在16人の会員で月1、2回金田小学校の読書タイムで絵本の読み聞かせ活動を行っています。



会場に入ると、後ろには今まで読み聞かせで使われた本が置いてありました。



最初にぐりとぐらの家の活動紹介がありました。
活動のきっかけは、学区の人口増加にともなって地域の人間関係が希薄になっていくのを実感され、地域の大人が子育てに関わっていくことで大人も子どももともに支え合い、思い合える人間関係が築けたらとの願いで、初めは代表の森岡さんお一人で始められました。

講演は児童文学作家の今関信子さんでした。
先生も始めは近所の子どもを家に集めて絵本の読み聞かせをされ、次第に近所の人が手伝うようになり、会場も家から自治会館に移り、読み聞かせから人形劇も行うようになり、地域に活動が広がっていきました。



先生の話はパワフルで時には絵本を読んで下さったり、身振り手振りを交えて話して下さったりと、どんどん引きこまれていきました。



参加者の皆さんも熱心に聞き入っていて、とても楽しくてためになる講演会でした。

「ぐりとぐらの家」では、読書ボランティアを募集しています。
“大人も子どもも共にいのちの大切さ、思いやりの心を育もう”をモットーに、金田小学校で、月1、2回、火曜もしくは木曜の午前8時20分~8時40分の「読書タイム」に、1~6年生の各教室で絵本の読み聞かせを行っています。
新校舎での活動となる今年度からは、活動の幅を広げ、読み聞かせで使用した書籍やおすすめの図書を紹介する、図書室で展示や、広報誌の作成を計画しています。
「私のできるときに、できることを」というスタイルで、気軽に参加していただければ幸いですとのことです。
お問い合わせは、読書ボランティア「ぐりとぐらの家」森岡さん090-3281-3257


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