9月12日(土)にマルチメディアセンターで行われた市民力・住民力アップ講座
「市民ライター養成講座」に参加してきました。講師はNPO法人「ひとまち政策
研究所」の仲野さん。仲野さんは小学校の国語の教師をされていたそうで、ど
んな添削が待ち受けているのやら…!
本日のテーマは「広報におけるコラムの書き方」。コラムの特徴としては「情報
の伝達のみでなく、主観や思いをおりまぜることが可能」ということ。そのことを
念頭に置き、今回は早速、町歩きへ出発です。「観光地ではない近江八幡まち
めぐり」ということで、四箇所を訪ねながら、町歩きをしました。独特の仕組みの
井戸「古式水道」、八幡名物の赤こんにゃくの工場、NPOの活動拠点となって
いる町屋「サロン間」、1軒の町屋で数店舗が共同運営している「尾賀商店」。
参加者の皆さんは普段とは違う八幡の顔に驚かれていました。
町歩きを終えたら…お待ちかね、本日のメインテーマの取材コラムの執筆です。
まずは自分で書いてみて、その後仲野さんからのアドバイス。「文章の抑揚」
「読む人に関係のない無駄な情報は書かなくていい」「何が一番伝えたいのか」。
このことに気をつけると、自分でも驚くほどにスッキリと伝わりやすい文章に変身
し、目から鱗の思いでした。
今回の講座では、実習以外にも著作権についてなど、広報をする上で知っておく
べき知識についての学習もありました。広報は市民活動を広く知ってもらうために
欠かせないもの。多くの人々の目に触れる文章を発信するということへの責任を
あらためて考えさせられました。
「ひとりよがりの文章ではなく、読み手に伝わる文章を書くことが大事」仲野さん
の言葉を肝に銘じて、これからの広報に活かしていきたいと思いました。
(服部)